低学歴は人生終了と思っている人へ。人生逆転の方法5選を紹介

低学歴は人生終了。何やっても無駄。
ネットやSNSを見ていると、そんな言葉をよく目にします。
私も何を隠そう非大卒なので、立派な低学歴です。応募したい求人が「大卒以上」と書いてあって、何度も挫折しそうになりました。
学歴フィルター、年収格差、社会の偏見などなど、こうした現実に直面すると「自分の人生はもう詰んでいるのか?」と不安になりますよね。
でも、ちょっと待ってください。
- 本当に『低学歴=人生終了』なのか?
- 学歴がなくても成功している人は、なぜうまくいったのか?
この記事では低学歴でありながら、キャリアチェンジに成功し、年収300万円アップを達成した私が「低学歴が人生終了と言われる理由」を解説します。学歴に関係なく人生を切り開く方法も紹介しているので、ぜひチェックしてください。
もしあなたが「低学歴だからもうダメだ…」と諦めそうになっているなら、騙されたと思ってこの記事を最後まで読んでください。
大丈夫です。自慢できる学歴が無くても、人生逆転できますよ。

低学歴は人生終了?に対する私の考え

「低学歴は人生終了」なんて言葉、ネットを見ているとよく目にしますよね。
たしかに、学歴があると就職やキャリアアップで有利になる場面は多いです。実際、大企業の多くは「大卒以上」と応募条件を設けていますし、学歴フィルターが存在するのも事実でしょう。
でも、それで「人生終了」と決めつけるのは、少し極端ではないでしょうか?
学歴が強みになるのは、主に20代前半までの就職活動です。新卒採用では、企業側もポテンシャル採用をするので、学歴を基準にフィルタリングすることが多いです。でも、社会に出てしまえば、学歴よりも 「何ができるか」「どんな成果を出せるか」 が評価されるようになります。
実際、学歴が高くても仕事ができない人はいますし、逆に学歴がなくても成果を出して活躍している人も大勢います。つまり『低学歴がハンデになるのは最初だけ』です。
では、なぜ「低学歴は人生終了」と言われるのか? その理由を整理したうえで、学歴に関係なく成功する方法について解説していきます。

「低学歴=人生終了」は極端すぎるよね。学歴が有利なのは最初だけ。その後は「何ができるか」で評価されるから、焦らずできることを増やしていこう。
低学歴の定義|非大卒・偏差値等

「低学歴」と一口に言っても、人によって考え方が違います。ここでは、一般的にどういう人が低学歴と見なされやすいのか整理してみます。
非大卒を低学歴とする考え方
最もシンプルな基準が「大卒かどうか」です。
特に日本では、大学進学率が高いため、「高卒=低学歴」と考える人も少なくありません。求人情報でも「大卒以上」と記載されていることが多く、学歴が足切りになってしまうケースがあります。
したがって大学に行けていないことを、低学歴と捉えている人も多いでしょう。
偏差値で低学歴とする考え方
もうひとつの基準が「大学の偏差値」です。例えば、「Fラン大学」と揶揄される大学に通っていると、「低学歴」と見なされがちです。
ぶっちゃけた話、大学を卒業していても、偏差値が低ければ足切りをしている企業もあります。それくらい偏差値は、私たちや企業側にとっても意識するポイントなのかもしれません。
ここまで低学歴の定義について紹介しましたが、大卒であることや、偏差値のネームバリューが通用するのはせいぜい20代前半の話です。たまにいつまで経っても、学歴を意識する企業・人もいますが、だいたいクセ強めなので相手にする必要はありません。
社会に出てしまえば、学歴よりも 「仕事ができるかどうか」のほうが大事です。何度も言いますが、「低学歴=人生終了」と決めつけるのは短絡的だと私は考えています。
学歴は一つの要素にすぎないので、深刻になる必要はありませんよ。

学歴はあくまで「最初の武器」。でも、それが全てじゃない。社会に出れば「仕事ができるか」が評価基準。気にしすぎず、今できることを積み重ねていこう。
低学歴は人生終了と言われる理由【5選】

さて、ここから核心に迫っていきます。なぜ低学歴は人生終了と言われるのかを。
これまで「低学歴は人生終了ではない」とは言ったものの、初めて私の記事を見てくれる人はにわかに信じ難いでしょう。
なので、私の意見だけではなく周りやネットの声を中心に理由をまとめました。それでは早速いってみましょう。
- 就職の選択肢が狭まる
- 初任給に差がでる
- 人脈の違い
- 高学歴=優秀という偏見
- 自己肯定感が低くなりがち
理由① 就職の選択肢が狭まる
低学歴の人が直面しやすいのが 「学歴フィルター」 です。まさに私も学歴フィルターに何度も悩まされました…。
特に大手企業の新卒採用では、エントリー段階で「大卒以上」の条件が設定されていることが多く、高卒や専門卒では応募すらできないケースもあります。
また、応募できたとしても、学歴が高い人と比較されるため、面接で不利になることも。結果として、希望する企業や職種に就くのが難しくなってしまいます。
理由② 初任給に差がでる
一般的に、大卒と高卒では スタート時の給料 に差があります。例えば、厚生労働省のデータによると、新卒時の初任給は「大卒と高卒でおおよそ月4万円の差」があります。
余談ですけど4万円って結構な差ですよね…。私だったら欲しいゲームを毎月買ってしまうかも…。
さらに、大卒のほうが昇進しやすい傾向もあり、結果として生涯年収にも影響を及ぼすと言われています。ただし、これはあくまで平均の話。学歴に関係なく稼いでいる人もたくさんいるので、学歴=収入ではありませんよ。あくまでスタート時の差という感じです。
理由③ 人脈の違い
大卒の人は、大学のOB・OGネットワークを活用できます。特に、有名大学を出ていると、その人脈が就職や転職の際に役立つことが多いです。
私の職場でも「〇〇大学なら自分の出身校なので、知り合いをお繋ぎできます。(エリート野郎)」っていうやり取りを聞いたことがあります。一度は憧れますよね、私の知り合いは有名人的なやつ。
一方で低学歴の人は、そういった人脈を持っていないことが多いです。ビジネスを行っていくうえで、人脈やコネクションはとても大切なので、結果的に昇進しにくい…とかにも繋がるのかもしれません。
理由④ 高学歴=優秀という偏見
世間には、「高学歴=優秀」「低学歴=能力が低い」という偏見が根強くあります。たとえ実力があっても、学歴が理由で軽く見られてしまうことも。
反対に良い大学を出ていれば、ずっとその恩恵にあやかっていけるのが我が国日本でございます。
今でもテレビをみていると、「〇〇君は■■大学出身なんだ。えぇ~スゴイ!」というやり取りをみます。それほど学歴ブランドは強いものなのでしょう。
理由⑤ 自己肯定感低くなりがち
「低学歴だから自分はダメだ…」と思い込んでしまい、自信をなくしてしまう人がいます。何を隠そう私もその一人でした。
でも、学歴がすべてではありません。大事なのは「今、何をするか」です。
- 行きたい大学に行けなかった
- 家庭の事情ですぐに働かないといけなかった
- 学生時代にどうしても頑張れなかった
いろんな事情の人がいると思いますが、過去は過去です。学歴のことをあーだこーだ考えるのはやめて、学歴を上回る何か(スキル・経験)を手に入れられるように努力しましょう。

学歴で道が狭くなることはある。でも、それで終わりじゃない。大事なのは「今、何をするか」。スキルを磨いて、経験を積めば巻き返せる。過去より今に集中しよう!
低学歴でも人生逆転できる方法

低学歴は人生終了でないにせよ、勝てないのかと思われる方もいるでしょう。
私も何度も大卒の壁に圧倒され、歯を食いしばりながら今できることを探した経験があります。
この章では、低学歴でも人生逆転できる方法を考えたものを紹介します。
- 学歴不問の企業で経験を積む
- 資格やスキルを磨く
- 学歴不問の転職エージェントを活用
- 大手のグループ企業に入る
- 副業・起業で大逆転する
方法① 学歴不問の企業で経験を積む
学歴不問の企業で働き、経験を積むことで、キャリアを築くことができます。
特に 営業職、ITエンジニア、クリエイティブ系の仕事は、学歴より実力を重視する会社が多いです。最初から大手企業に入れなくても、まずは学歴不問の会社で経験を積むことで、次のキャリアアップに繋がるでしょう。
そして経験を積んだ後、転職して年収を高めたり、大手企業に移ったりすればさらに良い条件で働くことができます。
方法② 資格やスキルを磨く
資格やスキルを身につければ、学歴に関係なく評価されやすくなります。
例えば、IT業界なら「基本情報技術者」、営業なら「営業士」などですね。学歴を後から付けようと思うとめちゃくちゃ大変ですが、資格やスキルの勉強は今から少しずつできることです。
学歴がないからと諦めずに、興味のあることや、仕事に関連する資格・スキルを勉強してみてはいかかでしょうか。
方法③ 学歴不問の転職エージェントを活用
学歴不問の求人を多く扱うエージェントを活用すれば、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
特に20代・第二新卒に特化したエージェントであれば、キャリアチェンジができる求人を多く取り揃えていると思いますよ。
今のところ、パッと思いつくエージェントは以下の通りです。
ポイントは、仮に学歴不問に特化してなくても、大手どころもチェックしておくと良いです。求人数がものを言うサービスですからね。
方法④ 大手のグループ企業に入る
親会社ではなく、グループ会社や関連企業からキャリアをスタートさせるのも1つの手です。
私は、まさにこのパターンでキャリア形成を図ってきました。親会社だと大卒以上が必須要件なのに、グループ会社では学歴不問にしているところって意外に多いんですよね。
しかも、福利厚生は親会社と同じなので、グループ会社にいながら大手気分を味わえます。
学歴不問で人生逆転したい人は、大手企業のグループ会社や関連企業も探してみましょう。
方法⑤ 副業・起業で大逆転
学歴に関係なく収入を得られる副業や起業も選択肢の一つです。起業の場合は、まさに人生を逆転させる一大プロジェクトですね。
ブログ、YouTube、Webライティングなど、個人で稼ぐ力をつければ、学歴はそもそも関係ありません。あの有名な起業家や有名人は中卒だった、なんて話はよくあること。いきなりの起業が怖ければ、スモールスタートができる副業が良いでしょう。
元々、私も学歴がコンプレックスに感じていたことをきっかけに「どこに行っても生きていけるスキルを身に着けよう」と考え始めたのがWebライター、SNS・ブログです。
ぜひ、起業や副業で学歴に負けない実績を積み上げていってくださいね。

「低学歴だから無理」と思ってるなら、それは思い込みだね。実際、学歴関係なくキャリアを築いてる人はゴロゴロいる。大事なのは「どこで経験を積むか」「何を武器にするか」。今できることを積み上げれば、チャンスはいくらでもあるよ!
低学歴に関連するよくある質問

この章では、低学歴に関連したよくある質問をまとめました。
私の意見も遠慮なく入れているので、気になる内容があればチェックしてみてください。
Q. 低学歴だと出世が難しいって本当?
→ 確かに学歴が影響する会社もありますが、実力次第で出世できる企業も多いです。
私が過去にいた会社では、ある程度の役職までは学歴関係なく出世できますが、部長レベルになると、少なくとも大卒でないとという話を聞いたことがあります。
とはいえ、学歴を意識する会社は一部の大手企業で尚且つ古い体質のところです。もし大卒でないことがネックに思うのであれば、オンラインで通える大学も検討しましょう。
Q. 学歴が低くても成功している人の特徴は?
→ 社会に出てからも、努力し続けられる人だと私は思います。
社会人経験10年以上になる私ですが、周りはびっくりするほど勉強しません。ただただ同僚と飲みまくってます(笑)きっと、みんな学生時代に勉強しすぎたんでしょうね。
社会にでてすぐ(新卒・第二新卒)は学歴で判断されることが多いです。しかし、それ以降はあなたの努力次第。
低学歴がネックに思うのであれば、1日30分でもいいです。まずは本を読みましょう。相手が酒で酔い潰れている間に、どんどん差をつけられますよ。
Q. 低学歴が面接で不利にならない方法は?
→ 圧倒的な人柄とコミュニケーション能力だと私は考えます。
なぜなら、会社は色んな人が集まる場所なので、『一緒に働きたい』と思わせることが重要だからです。ハッキリいいますが、低学歴で人柄もダメダメなら話になりません。私は少なくとも採用したくないですね。
なので、面接で優位に立ちたいなら話す内容も大事ですが、笑顔やハキハキした受け答えも意識しましょう。「うわぁ、めちゃくちゃええ子やん。一緒に仕事したい…!」と思わせたら勝ちです。ぜひ、鏡の前でトレーニングしてみてください。

学歴より大事なのは、社会に出てからの努力。特にコミュ力は強い武器になるよ。面接では「この人と働きたい」と思わせたら勝ち。笑顔とハキハキした受け答えを意識していこう!
本記事の要点まとめ

「低学歴は人生終了」なんて言われることもありますが、実際のところ 人生が決まるのは学歴ではなく、行動次第です。
たしかに、学歴が影響する場面はありますが、それ以上に「スキル・経験・環境の選び方が重要」です。学歴にとらわれすぎず、できることから行動していけば、いくらでもチャンスはありますよ。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりにしましょうか。
- 低学歴が不利と言われるのは、就職の選択肢・年収・人脈・偏見・自己肯定感の影響があるため
- ただし、学歴が重要なのは主に20代前半までで、社会に出れば「何ができるか」が評価される
- 学歴に関係なく成功するためには、スキル・資格・転職エージェントの活用・副業などが有効
- 学歴ではなく「市場価値」を意識して、自分の強みを伸ばすことが大切
- 結局は、学歴よりも「どう動くか」が人生を左右する