学歴も資格もなかった私が、仕事で評価されるまで
非大卒のキャリアは、正直ハードモード
私もスタートは専門卒で、自信も実績もなく、最初の転職活動では「大卒以上」の文字に何度も心を折られました。
学歴も資格もない私にとって、世間一般的な大企業はまさに高嶺の花
ただ、やみくもに応募して砕け続けた時期を経て、考え方と動き方を変えたら、少しずつ状況は変わっていきました。
まだ道半ばですが、非大卒・接客業の手取り14万円から、現在は上場企業で働いています。
この記事では、学歴に自信を持てなかった私が、仕事で評価されるまでをエピソード形式で紹介します。
- 非大卒・専門卒がキャリアでつまずきやすいポイント
- うまくいかない時期を抜けるために、私が実際にやったこと
- 学歴に振り回されないための「仕事の積み上げ方」
- 専門卒・高卒で、学歴に引け目を感じている
- 転職活動で「大卒以上」に心を折られたことがある
- 「自分には何もない」と感じてしんどい
今まさに、学歴で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

スタートは「専門卒・自信なし」

専門学校は入学してすぐに就活スタート。最初の私は、選べるカードが少ないまま社会に出た。
ここでは、私の“スタート地点”を正直に書きます。
今振り返ると、当時の私は「自分の人生なのに、自分で決めていない」瞬間が多かったです。
ただ、当時の私にとっては、それが精一杯でした。いま考えればあーしておけばよかったなどの後悔はつきません。
もちろん、大学に行こうと思えば行けたと思いますが、「1日も早く社会に出て一人暮らししたい!」という思いのほうが強かったのです。
なので、高校卒業後は得意としていた科目で専門学校(2年制)に通うことにしました。
専門学校卒という諸刃の剣
結論から言うと、専門学校は「強み」にも「弱み」にもなります。
私はこの両方を、社会に出てからはっきり実感しました。理由はシンプルで、専門学校は“実務寄り”だからです。学ぶ内容が仕事に直結しやすく、早く現場に出られるのは大きなメリットでした。
一方で、就活の自由度は高くありません。
入学してから就活までの期間が短く、考える前に流れで決まってしまいやすい。ここがデメリットです。専門学校に入学した年の秋(10〜11月)ごろには就活を始めていたので、本当に一瞬でした…!
さらにキャリアセンターの先生には、「1番最初に内定をもらったところに行きなさい」と謎に言われていたので、ほぼ有無を言わさずでした。(今だとオワハラとか言われそうですねww)
私の場合の専門学校のメリットは「早く働けたこと」。デメリットは「納得するまで考える時間がなかったこと」


新卒で選んだ仕事と当時の気持ち
結論、私は“業界の伸びしろと憧れ”で就職先を選びました。
選んだのはホテル業界で、当時は東京オリンピック前ということもあり、観光業の盛り上がりがすごかった。あとは、単純に「ホテルマンってなんかカッコよさそう!」という気持ちだけで選びました。
単純すぎますよね(笑)
ただ、当時はそれが悪いことだとは思っていなかったし、むしろワクワクしていたと思います。
しかし、今思えばもっと業界研究をして、他業界も見ておけばよかったと反省しています。ただ、同級生も入学してすぐに就活先を決めていくのに焦りもあり、「とにかく就活を早く終わらせたい」が目的になっていた。
就職先が決まったとき、それはそれは嬉しかったですよ。でも、段々と「これでいいのかな?」としこりを残す結果になってしまいました。
内定先アルバイトで感じた違和感
就職先が決まってしばらくしてから、内定者懇親会がありました。
そこで、内定先のアルバイトを希望の人は働けるとのことだったので、同期入社よりも早くキャッチアップできるかもという思いで働き始めました。
ただ、結果的に後悔することになりました。
いわゆる「思ってたのと違う」状態ですね。
- 先輩たちは怖い人ばかりで全然教えてくれない
- 働き方は明らかにブラックで鬱になる
- 引き返したいけど、今さら引き返せない
- 新卒入社後の配属先が違うことを願う
引き返そうと思えば引き返せたと思います。それができなかったのは怖かったから。
「せっかく内定をもらったのに、今さらやめるのは気が引ける・・・」ぶっちゃけ、周りにどう見られるかも気になっていました。
だから「たぶん慣れる」と自分に言い聞かせて、前に進みました。
結果、社会人になってから、ちゃんとしんどくなりました。
ここでひとつだけ言えるのは、「違和感は小さいうちに拾った方がいい」ということ。
ただ当時の私は、その拾い方が分からなかった。それだけですね。

専門卒の強みは「早く現場に出られること」。弱みは「考える時間が短いこと」。まずはスタート地点を正確に見て、次の一手を選ぶのが大事。
新卒入社先は2年もたず

憧れで選んだ仕事は、現実にぶつかって崩れた。最終的に先輩社員の給料を見て愕然…!転職を決意。
この章は、私が最初に「社会は甘くない」と思い知った話です。
理想が悪いわけじゃない。ただ、現実を知らない理想は簡単に折れてしまいます。
当時の私が何を見落としていたのか、この章で整理します。
カッコよさで選んだ仕事
先ほど紹介したように、私は「カッコよさ」で仕事を選びました。
そして、その選択は長く続きませんでした。
理由は、理想と現実が違いすぎたからです。
当時の私は、仕事内容よりも“雰囲気”を見ていました。
- 英語が使える仕事がしたい。
- ホテルマンへの憧れ
- さらに観光・宿泊業の伸びしろ
選んだ理由は、一見するとまともですよね。
でも「自分がその生活を続けられるか」という視点が抜けていました。
理想だけをみて、現実の厳しさや働き方を全く見てませんでした。なんとなく想定はしていたものの、「大丈夫っしょ」と楽観視していた部分もあると思います。
ほんっっ…とうに、若さと無知ほど、恐ろしいものはないですよ。
思っていた現実とのギャップ(夜勤、残業、シフト制など)
生活が崩れるとメンタルも崩れやすくなります。
さらに新社会人として慣れない環境にいくとなおさら。これはキレイごとじゃなく、体感としてそうでした。
夜勤、残業、シフト制が重なると、回復する余白が消えていきます。当時は7連勤とか当たり前にあったので、休みの日は疲れを取るだけで終わり。気づけば「寝るための休み」になっていました。
遊ぼうと思っても、学生の頃の友達はみんな土日休み。職場の人と休みを合わせるのも一苦労です。
最初は頑張れます。
でも、積み上がるのはスキルより消耗でした。
ここが、じわじわくるんですよね。
「このまま続けたらどうなる?」そう考えたときに、前向きな未来がまったく浮かばなかった。その時点で、私の答えは出ていたのだと思います。
先輩の給料をみて唖然
就職してもう少しで2年が経とうとしていたある日。
夜勤が一緒だった当時30歳くらいの先輩社員の給料明細をみさせてもらいました。(もちろん強制ではなく、夜中特有の変なテンションとノリで見せてくれました。)
正直なところ、未来の自分(先輩)を見て絶望しましたね。「ウソやろ…」と。先輩の給料を見た瞬間、胸がスッと冷めたのを覚えています。
理由は、「頑張った先の報酬」が想像よりも低かったから。忙しい、休めない、責任も重い。それなのに生活はそこまで変わらない。
このまま続けても、自分の人生が良くなるイメージが持てなかった。だから私は、2年もたずに辞める決断をしました。
ここで言いたいのは、「辞めるのは悪」じゃないということです。合わない環境に居続けて壊れる方が、よほど取り返しがつきません。

仕事選びで一番怖いのは、理想だけで決めて「生活が回るか」を見落とすこと。続けられない環境は、努力の問題ではないですからね。
初めての転職活動で感じた壁

非大卒の転職は、最初に学歴の門番”に止められる。面接にいけても待っているのは尋問。何もアピールできず挫折する。
新卒入社した会社で何もかも限界に達した私は転職を決意します。
しかし、現実は甘くなく、ここから非大卒であることの壁を感じるのです。
求人票、書類、面接。全部が「あなたは本当に採る価値がある?」という問いになります。
私が一番きつかったところを、順番に紹介していきます。
応募要件に「大卒以上」
「こんな求人あるんだ!いいな〜」と最初は新しい家を探すかのようにわくわくしました。
しかし、仕事内容を見る前に、応募条件で終わることがほとんど。
応募要件に「大卒以上」が普通に書かれている。
能力以前に、スタートラインに立てない。これがグサグサ刺さりました。最初は転職するという選択肢で仕事のストレスも軽減できましたが、段々と「どこも雇ってくれないかも…」と自信がなくなっていきました。
この時、私は初めて「非大卒って、こういうことか」と現実を理解したのです。しかも条件が良い求人ほど、その傾向が強いんですよね。希望が湧いた分だけ落差も大きい。
かといって、学歴不問はあきらかにブラック企業の雰囲気漂いまくり。
- 働き方を改善したい
- 土日祝休みのカレンダー通りが良い
- 給料も上げられると尚良し
上記のような求人ほど、大卒以上が必須。私は転職活動を初めて早々に高い壁に阻まれました。
100社応募して面接に行けたのは2社だけ
大卒以上が応募要件だとしても、諦めずにまずは応募してみました。
とりあえず、条件に一致する求人には手当たり次第に。ですが、結果は火を見るよりも明らかで、まったく書類選考は通過しませんでした。そう、量を打っても当たらないのです。
当時の私は、実績も資格も職歴の強みも薄かった。
シフト制の不定期休みから抜けたくて土日休みを目指した結果、接客業からキャリアチェンジが必要になります。
- 経験もない
- 資格もない
- 学歴もない
さらに、会社に求めるものだけが多い20代前半なんて、どこも門前払いでしょう。
結果的に、ざっと100社近く応募しましたが、書類選考に通過したのは2社だけでした。この数字は、普通にメンタルにきましたね。
面接ではなく尋問を受ける
弱い立場の転職は“詰められる”ことがあります。
さらに、入社して間もない人間が転職をするなら、なおさら警戒されます。私は面接でそれを味わいました。
- 「なぜ辞めたのか」
- 「根性がないだけじゃないのか」
- 「なぜキャリアチェンジをするのか」
そんなニュアンスの質問が続くと、対話ではなく説明責任を問われる時間になります。面接官の態度も悪く、気だるそうにこっちに興味すら寄せずに淡々と質問を繰り返します。
ヒドイときなんて、人格を否定されるときもありました。
もちろん、質問されるのは仕方ないですよ。ただ当時の私は、受け答えするたびに自信を削られていきました。初めての転職で、その経験はなかなかきついです。

アピールできるものがない
結論、「何もない」と思うと、言葉が出なくなります。
原因は、棚卸しをしていなかったこと。
本当はやってきたことがあるのに、整理できていないから「ない」に見えてしまう。学歴もスキルもないと思い込んでいるので、自己分析すら諦めていました。
当時の私は、「目立つ実績もないし、私なんて…」と本気で思っていました。でも転職はしたいという負のループです。
でも今なら分かります。
「強みがないんじゃなくて、見えてなかっただけ」だった。
ここが、次の章の転機につながります。

非大卒の最初の転職は、武器がない状態でリングに上がる感覚になりやすい。だからこそ準備(棚卸し)が命。自分で見つけられないなら、周りに頼るのも一つの手ですよ。
キャリアが動き出した転機

転職は「応募」より先に「自己分析」が必要だった。自分本来の強みを理解できたときに、面接の感触も変わっていった。
この章では、私のキャリアが大きく変わった瞬間、転換期を迎えます。
ただ条件の良い求人にやみくもに応募してもダメだと悟り、やり方を変えました。
正直なところ、誰しもが驚くようなスゴイ方法ではありません。しかし、原点に立ち返り、着実なステップを踏むことで、今まで止まっていた時間が動き出します。
本章では、どのように考え方を変えてキャリアを前進させたのかを紹介します。
転職の赤本に出会う
結論、私の転職が変わったのは“本”がきっかけです。
求人に応募しても通過しない日々が続く中で、藁にもすがる想いでAmazonで転職本を探していました。
その時に出会ったのが、「転職の赤本」
元リクルートのキャリアコンサルタントで、転職バーを運営している鈴木康弘さんが執筆されている本です。まさに目から鱗でした。
- ただ闇雲に応募していてはダメ
- 私が働く理由ってなに?
- 大手企業=安定は幻想
などなど、まさに私が勘違いしている内容ばかりでした。
その時にようやく気付いたのです。私は学歴や経験がないから転職できないのではなく、「世の中を間違った角度で見ていただけ」だったのだと。
当時の私は、その本から様々な着想を経て、転職活動の軸から考え直すようになりました。
“初めて”自己分析を行う
大変恥ずかしい話ですが、私はここで初めて自己分析をしました。
皆さんは学生時代の時にちゃんと自己分析されてましたかね?それともやっていた風で、実はできていなかったですか?
兎にも角にも私は、だいぶ遅い自己分析だったけど、ここから変わりました。
どんな仕事をして、どんな工夫をして、何を評価されたのか。それを紙に書き出していくと、不思議なことに「自分って何もない」という感覚が薄れたんです。
あとは、友人や仕事仲間に転職活動をしていることを打ち明け、他者からみた自分の評価を聞ききました。最初はむずがゆい感覚でしたが、他社評価も受け入れると自分の新しい一面を見つけられるようになります。
その結果、言語化や数値化するのは難しいけど、いわゆるリーダーシップや、コミュニケーションの部分で自分自身がアピールできるところを見つけられたのです。
紙があればすぐにできる自己分析の方法をおいておきますね。よければ試してみてください。

見えてなかったスキルを発見
スキルは“持ってるのに実は気づいてない”ということが多いです。
特に非大卒は自己評価が低くなりがちで、武器を武器として扱えていないことがあります。私がまさにその例でした。学歴がないからと頭ごなしに自分の可能性を狭めていたのでした。
例えば接客の経験。
対人スキル、気配り、段取り、クレーム対応。これって普通に武器になります。
「え~、そんなことアピールできる?」と思うかもしれませんが、それでいいんです。接客業をやっている人は良く聞いてください。
接客とは、ビジネスにおける見えないスキルを磨く最高の職種
だと私は考えています。
どんなにAIが発達しようが、気配りやおもてなしは人間にしかできません。そして、そのコミュニケーション系のスキルはどの時代でも、一生役に立ちます。
私はそれを、自己分析で初めて理解しました。
「自分は無価値」だと思っていたのが、少しずつ「使えるものはある」に変わっていきました。
今まさに、私ってなにもないと感じている人は、もう一度じっくり自分と向き合ってみてください。

方向性も変え、面接も好感触に
今までは、形式的に誰かの自己PRを引用して面接では話していました。
自分は何者かもわからず、とりあえずそれっぽいことを言っていたのです。結果としては火を見るよりも明らかに惨敗。
そんな中、自己分析を納得できるまで行い、臨んだ面接では雰囲気が明らかに変わりました。
過去→現在→未来がつながって見えると、話が筋の通ったものになります。
「なぜ辞めたのか」だけじゃなく、「次に何をしたいのか」のストーリーを語れるようになると、相手の反応が変わりました。
接客しか経験はないものの、その経験を活かして、新しい仕事に応用できると自分の言葉で伝えられるようになったのです。
何はともあれ、ここで初めて、転職が“勝負”になった感覚がありました。運任せではなく、準備で戦えるようになった感じですね。
- 転職は自分の経験を伝えられるだけではNG
- その経験を活かして、どう応用できるかまで話すべし
- 企業が必要としている人材像もイメージできると尚良し
人材大手のグループ企業に転職
学歴という見えない壁を打ち砕き、自分と徹底的に向き合った結果、見事に内定をいただきました。人材大手のグループ企業で、営業職として働くことに決めたのです。
今回の転職で定めた軸は、2つあります。
1つは、「自分から成果を創出できる仕事をしたい」ということ。
接客業はどうしてもお店に来てもらわないと始まりません。そのため、お客様が来なければどんなに良いサービスもすたれてしまいます。そこで、営業職を選びました。自分からアプローチをして、新しいビジネスを創出する仕事に惹かれたのです。
もう1つは「自分がキャリアで悩んだ経験を活かしたい」でした。
私自身キャリアで悩んだ経験を活かして、誰かの転職を支援できる仕事に就きたいと思い、人材業界に決めました。学歴に悩んでいる人も、自分の経験を通して、チャレンジできることを伝えたいと思ったからです。
- ウェイターの言葉曰く、待ちのスタンスではない仕事
- 自分から成果を創出する仕事に就きたい ⇒ 営業職
- 自分がキャリアで悩んだ経験を活かしたい ⇒ 人材業界
- 裏テーマ①:土日祝のカレンダー休みにしたい
- 裏テーマ②:年収もっと上げたい or 見込みがある
上記の軸を持って、転職活動を行ったことで最後までブレずに内定まで進めました。自分的には100点の出来だったと思います。
いいですか、転職活動は「自分の転職軸を定める ⇒ 応募・面接 ⇒ 転職軸の見直し&修正 ⇒ 応募・面接」この繰り返しです。
転職活動はかなりストレスになると思いますが、諦めずにチャレンジすれば、必ず道は開かれます。諦めずに挑戦していきましょう!

転職で一番効くのは応募数じゃなく「自分の言語化」。準備が整うと、面接は“尋問”から“対話”に変わります。もし今面接でうまくいかないのであれば、一度立ち止まって、自己分析をやり直すと良いですよ。
仕事を通して身についた考え方

学歴の差を埋める鍵は、考え方と積み上げ方だった。キャリアを積み上げることで、学歴という枠を飛び越えて、評価されるようになる。
最後は、私が仕事を通して身につけた「軸」をまとめます。
いきなり完璧になったわけじゃありません。失敗しながら、少しずつ“仕事観”が見えてきました。
この章では、仕事を通して身についた考え方と、キャリアの積み方について紹介します。
学歴より見られるのは「姿勢」と「行動」
私が様々な会社で仕事をしてきて感じたことは、最終的に評価されるのは「姿勢と行動」だということ。
学歴は社会に出る際の評価軸として使われますが、入社してから実力がモノを言います。批判を恐れずにいえば、どんなに高学歴でも仕事ができなければ評価されません。
いいですか、仕事は“再現性”を見られます。
言われたことをやるだけじゃなく、自分で考えて動けるか。泥臭くてもやり切れるかが大切です。
- 何事も自責志向で物事を捉えられるか?
- 失敗を恐れずに行動できるか?
- 陰口を叩かずに周りを応援できるか?
基本中の基本でしょ?と思うかもしれませんが、意外とできない人は多いです。
良い学歴を持っているに越したことはないと私も強く思います。しかし、それだけでは通用しないのが社会です。入社してからが、本当の勝負ということですね。
比べる相手を変え、自責で考える
結論、比べる相手を他人にすると心が削れます。
私はそれで何度も失速しました。さらに、ひねくれた時期もありました。「あいつは高学歴で上司のお気に入りだから」と、喫煙所で仲間と陰口を叩いたこともあります。
よく聞いてください。
スタート条件が違う人と比べても、答えは出ません。
だから私は、比べる相手を「過去の自分」に変えました。昨日より一歩進めたか、先月より成長できたか。そこだけを見る。
自責で考えるのも同じです。環境のせいにしたくなる時ほど、「自分が変えられる部分はどこか」だけを探す。これを続けると、折れにくくなりました。
とはいえ、自分ひとりでこの考えに達したわけではありません。当時尊敬していた上司にめちゃくちゃ怒られたのもきっかけです(笑)
素直でいること。これもとても大切だと思いますよ。
積み上げ型でキャリア形成をする
結論、私はキャリアを「積み上げ型」で考えるようにしています。
簡単に言えば、一発逆転を狙わない、ということです。
非大卒は、最初は“証明”が必要になりやすい。だから私は、会社名よりも「ここで何が身につくか」で仕事を選ぶようになりました。
学歴も資格のない人がいきなりGoogleに就職できるわけないですよね?もちろん最初から就職できたらラッキーですよ。でもそうじゃない人が大半じゃないですか。
なので、まずは自分のキャリア軸を定めて、大きな目標を決めた時にそれに必要なスキル・経験を積むというイメージです。
私は元キャリアアドバイザーですが、転職希望者の大半が、いきなりゴールを目指そうとしがちです。その結果、なかなか転職先が決まらずに悩んでいる人が多くいました。
なので、超大手A社に入りたい!というのをゴールにするのではなく、個人で自立するくらいの気持ちでキャリアを積み上げることを強くおすすめします。
極論、「どこに行っても食べていけるわ!」と豪語できるレベルになること。
この感覚が持てると、転職も怖くなくなります。どこに行っても通用する材料が、自分の中に残るからです。私もそうなれるように頑張っている最中です…。一緒に高みを目指しましょう!


非大卒の勝ち筋は短距離走じゃなく「長距離走」姿勢と行動を積み上げた人から、土俵が変わっていきます。ぜひ腐らずに、ひたむきに積み上げていきましょう!
最終章まとめ|非大卒でも勝ち筋は必ずある

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
私は、非大卒のキャリアが楽だなんて一度も思ったことがありません。
最初は不利だったし、失敗も多かった。求人票の「大卒以上」で足切りされて、面接で詰められて、心が折れそうにもなりました。
それでも、ひとつだけ確かなことがあります。積み上げた経験やスキルは、絶対に残るということ。
学歴は変えられません。でも、経験と行動は変えられます。
そして、その差は時間をかければ埋まっていきます。
もし今、「自分には何もない」と感じているなら、それは“ない”んじゃなくて、“見えていない”だけかもしれませんよ。ぜひ本日の話を参考に、今一度自己分析なり、自分の軸を見直してみてください。
それでは、最後にこの記事を参考に次にあなたができることをまとめて以上にします。
- 過去の仕事を棚卸しして「やってきたこと」を10個書き出す
- その中から「評価された行動」を3つ選ぶ
- 応募前に、志望理由を「相手のメリット」で1文にする
- 仕事内容だけでなく「生活が回るか(働き方)」を確認する
- 比べる相手を「他人」ではなく「過去の自分」に変える
- 1ヶ月後に“自分の積み上げ”が残る行動を1つ決める
この記事が少しでも参考になったら、ぜひシェアしてもらえると嬉しいです。コメントで感想やご意見もお待ちしています!
以上、天職オンザロックのバレルでした。
