学歴

学歴コンプレックスは一生消えない?非大卒が経験した学歴のリアル

学歴コンプレックス
barrel

こんにちは、天職オンザロック運営者のバレルです。

『学歴コンプレックスは、一生消えない…。』そんな風に思ったことはありませんか?特に、就職や転職のタイミングで「やっぱり大卒じゃないと不利なのか…」と感じることがあるかもしれません。

実際に私は非大卒(専門卒)なのですが、学歴の壁を何度も感じてきました。求人情報には「大卒以上」の条件が並び、SNSでは高学歴な人が成功している様子を目にして、どうせ良い仕事には就けないと諦めていた時もありました。

でも、本当に学歴コンプレックスは一生続くのでしょうか?学歴だけで人生が決まってしまうのでしょうか?この記事では、非大卒から大手企業の管理職まで登りつめた私が、学歴コンプレックスを感じる理由や、それを乗り越える方法について紹介します。

「学歴を気にしすぎているかも…」と思っている方は、ぜひ覗いてみてください。

新道バレル
新道バレル
天職オンザロック運営者
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学歴・スキルに縛られない働き方を発信中|ゆとり世代・専門卒|レストランのウェイターから、大手企業の管理職に成り上がった男|2回転職して年収300万円UP|目標はキャリア相談ができるバーの開業🍸

学歴コンプレックスは一生消えないのか?

クエスチョンマークに驚く男女

学歴コンプレックスは一生消えないのか?について、私の考えをお伝えすると、自信を持って「No!」です。

なぜなら学歴を重視されるのは、20代最初のうちだけだから。その後は、仕事のパフォーマンスやスキル次第でどうにでもなります。もしかしたら、仕事以外の場面でも学歴差別をしてくる輩もいるかも知れませんが、30.40代になっても学歴に囚われている人は正直ヤバいです。なので、相手にする必要はありません。

■学歴コンプレックスを感じるのはほんの一瞬

  • 学歴より、キャリアや信頼の方が重要だと気づく
  • 年収やポジションで逆転してる人もたくさんいる
  • “今の自分”を積み上げていけば学歴なんて過去の話になる
  • 社会人3年目以降も学歴マウントをとるやつは寒い

私も最初は学歴コンプレックスを抱えていましたが、社会人10年以上経つとほとんど気にならなくなりました。むしろ、劣等感があったからこそ、社会人になってからも仕事に本気で向き合えたと思っています。

とはいえ、学歴コンプレックスを感じている人は多いのか?具体的にどうしたらコンプレックスが消えるのかが気になりますよね。以下から、学歴を気にしがちな理由や、それが気にならなくなるタイミングについて紹介します。

学歴コンプを感じる人は多い

学歴コンプレックスを感じている人は、世の中どのくらいいるのでしょうか?マイナビ学生の窓口が行った調査では「全体で33.7%」の人が学歴コンプレックスがあると回答しました。

10人いたら、3人は学歴について何らかのコンプレックスを感じているということですね。特に、転職市場では「大卒以上歓迎」のような求人が目立ち、学歴が評価の基準になっていると感じるのも要因のひとつかもしれません。

40〜50代の調査では、学歴コンプレックスを感じる割合は減ったように感じます。しかし、現代においても稀な感情ではないということをぜひ覚えておいてください。

私の周りでも「Fランなんで〜」という会話をしている人は多いですね。

私の学歴コンプが消えた瞬間

正直に言うと、私も学歴をコンプレックスに感じていた時がありました。専門学校卒で、最初の仕事は接客業。周りには大卒の同期もいて、給料の差にかなり驚いたのを覚えています…。

更に、学歴コンプレックスを感じたのは、仕事だけではありませんでした。いざ転職をするときにも、学歴の壁を強く感じ、応募したいと思う求人は全て大卒以上…!大学さえ出ていない僕は「このまま低年収で終わるんだ」と落ち込む時が多かったです。

それでも、未経験から転職できて、仕事で評価されるようになった時にふと気づいたんです。「あれ?もう学歴、関係なくない?」学歴よりも「実績」や「スキル」が評価される世界があると知った瞬間、コンプレックスが薄れていきました。

その時に気づいたのは、『どの土俵で戦うのか?』ということです。学歴重視の世界で頑張って戦うのか、スキルや実績で評価してくれる世界を選ぶのか。世界は1つだけではありません。ぜひ広い視野で自身の人生を考えてみてください。

学歴が気にならなくなる瞬間

先ほどお伝えしたように、学歴コンプレックスは永久に続くものではありません。

  • 仕事で成果を出したとき
  • 年収が上がったとき
  • 自分の強みを活かせる環境を見つけたとき

こういったタイミングで、「学歴ってそこまで重要じゃないかも」と思えるようになります。私も、転職を経験したことで、学歴が不要な世界を知り、気にならなくなりました。今では管理職を任せてもらえるようになり、年収も新卒時の2倍です。

キャリアアップに伴って、学歴コンプレックスは段々と消えていきます。ただし、何もしなければ状況は変わりません。コンプレックスを気にして、いつまでも立ち止まっていないで、まずは目の前の仕事を頑張ってくださいね。

新道バレル
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学歴が気になるのは、ごく初めのうちだけです。社会に出れば「何をしてきたか」の方が、ずっと重く見られますよ。焦らず、自分の経験を丁寧に積み重ねていきましょう。

学歴コンプレックスになる人の特徴

悩んでいる男性

学歴を気にする人には、共通する特徴があります。

「なぜ自分は学歴コンプレックスを感じてしまうのか?」この章では、学歴を意識してしまう人の特徴についてまとめました。

学歴コンプレックスになる人の特徴
  • 学歴を重視する環境で育った
  • 高学歴の人と比べてしまう
  • 仕事や収入に影響を感じている

学歴を重視する環境で育った

「良い大学に行かないと将来苦労する」

こんな言葉を親や、先生から聞いて育った人は、学歴を強く意識しやすいです。よく教育系のドラマでも言われるセリフですね。家庭環境だけでなく、進学校など周りが学歴を意識する人が多ければ、学歴をひとつのステータスとして見てしまうでしょう。

そのまま良い大学に入れれば、学歴を気にすることもないと思います。しかし、受験に失敗してしまい、目当ての大学に行けなかった人は、強く学歴コンプレックスを感じる傾向にあるでしょう。

ちなみに私は、学歴重視の環境どころか、野原で元気に駆け回っていればオールOKの田舎で育ちました。なので、後から学歴がこんなにも就職に影響するのかと、後悔しました…。

高学歴の人と比べてしまう

周りに高学歴の人が多いと、どうしても自分と比べてしまいますよね。特にSNSやメディアでは「〇〇大学卒のエリートが活躍!」みたいな投稿を目にすることも多く、余計に学歴を気にしてしまうでしょう。

でも実際には、高学歴でも苦労している人もいれば、学歴に関係なく成功している人もたくさんいます。あと、30歳・40歳になっても学歴を自慢する人は正直寒いので、注意してください。

仕事や収入に影響を感じている

学歴コンプレックスを感じる人の中には、仕事内容の違いや、収入の差があると感じている人がいます。ここで言う学歴とは、偏差値ではなく、高卒か大卒かという要因が大きそうです。

仕事内容は、大学を卒業しなければ就職できない職種(開発職や研究職など)があり、高卒と比べると、会社のブレーン的な仕事に就く人が多い印象。反対に高卒で一番多かった就職先は、製造業などの現場仕事系です。高卒と大卒では業務内容も大きく異なることから、ギャップを感じる人は多いようですね。

また、収入面でも大きな違いがあります。厚生労働省のデータによると、大卒と高卒の初任給の差はおよそ4万円(大卒が約21万円、高卒が約17万円)ほどあり、生涯年収にすると約5,000万円も違うと言われています。

項目高卒大卒
初任給(男女平均)16万7千円21万円
仕事内容製造・接客・販売・現場系などが多い営業・企画・技術職・事務職などが多い
主な業界飲食、販売、物流、建設など金融、IT、メーカー、広告など

ただし、これが絶対ではありません。自身の頑張りと努力次第では、年収含めて十分にキャリアアップが可能です。具体的には、次の章から解説していきますね。

コメント:学歴を気にしてしまうのは環境や比較が原因のことも多いですが、大切なのは「これからどうするか」です。自分のペースで、少しずつ前に進んでいきましょう。

学歴コンプレックスを乗り越える方法【3選】

星に手を伸ばすビジネスマン

学歴コンプレックスを乗り越えるには、考え方や行動を変えることが大切です。ここでは、具体的にどうすれば学歴を気にしなくなるのかを紹介します。

学歴コンプレックスを乗り越える方法【3選】
  1. 学歴に負けないスキルを獲得
  2. 転職して学歴主義とおさらば
  3. 高学歴の人よりも稼ぐ

学歴に負けないスキルを獲得

学歴がないなら、別の武器を持てばいい。すでに過ぎてしまった学歴に捕らわれず、特有のスキルを身に着けることで、学歴コンプレックスを乗り越えられます。具体的には、IT・WEB系(プログラミング・マーケティング・ライティングなど)のスキルを身に着けて、キャリアアップする方法がオススメです。

まさに私は、WEB系のスキルを身に着け、本業以外にも収入を得てキャリアアップしました。現在は、本業でもマネジメントをする立場に昇進し、副業でも稼いでいるという感じですね。おかげさまでめちゃくちゃ忙しいです。

本業で昇進できる見込みがあるなら、本業にコミットして打ち込むべきですが、その見込みがなければ、副業という選択肢で実力をつけていきましょう。

転職して学歴主義とおさらば

「今の仕事じゃ学歴が必要だけど、別の仕事なら関係ない」このようなケースは意外と多いです。残酷な話ですが、いまだに学歴重視で昇進できるか否かが決まっている会社が多くあるので、そもそも学歴重視の土俵では戦わないというのも賢明な選択です。

学歴が不要な業界や、実力主義の企業に転職することで、今までの停滞がウソだったかのように昇進していく人も多くいます。私の友人は、外資系企業に転職して、学歴とは無縁の世界で自分らしく働いていますよ。

高学歴の人よりも稼ぐ

結局のところ、お金です。低学歴でも収入が同じだったら、そんなにコンプレックスを感じないですよね?なぜ、みんな高学歴を目指すかというと、良い会社に入って、良い収入を長期的に安定して得ていくため。そのために、みんな学生時代から勉強を頑張っているのです。

学歴コンプレックスを感じている人は、学生時代に頑張っていなかった後悔と、現在の立場・収入に対する劣等感のダブルパンチがあります。なので、シンプルに高学歴の人よりも稼ぐことを目標にすれば良いと私は考えています。

以下に、出身大学別の平均年収(日経転職版参照)を調べました。

出身大学平均年収
東京大学1072.7千円
一橋大学1052.5千円
東京工業大学1003.4千円
慶應義塾大学999.1千円
京都大学949.5千円

おおよそ、1千万円がラインになりそうですね。あくまでも傾向というレベルですが、年収1千万円を超えられれば、高学歴の人と肩を並べられたという計算になります。方法については、先ほどお伝えしたようなスキル研鑽と、環境を変える転職などから取り組んでみましょう。

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学歴を気にしなくなるには「行動」がいちばんの特効薬。スキルや経験を積み上げていけば、自然と気持ちも前向きになっていきますよ。

学歴コンプレックスに関連した質問

最後の章では、学歴コンプレックスについて、関連した質問をまとめました。

学歴がないと就職できない?

⇒ 良い仕事の定義によりますが、学歴がなくても働き方の良い仕事、年収の高い仕事は存在します。もちろん、中には学歴が必要な仕事もありますが、学歴関係なく評価される仕事はたくさんあります。

特に、営業職やITエンジニアなどは、スキルや実績が重視されることが多いです。更に頑張り次第では、世の中の平均年収を軽く超えられますよ。

学歴コンプは何歳でなくなる?

⇒ 30代、40代になると、学歴よりも「仕事の経験」が評価されるようになります。20代のうちは学歴を気にするかもしれませんが、年齢を重ねるごとに学歴コンプレックスは薄れていくことが多いです。

私の場合は、20代後半で管理職になってから、学歴に対するコンプレックスがなくなりました。年齢だけでなく、役職や職業が変わったタイミングで、学歴が気にならなくなるかもしれませんね。

学歴コンプを克服した体験談は?

私の友人の体験談ですが、美容師から外資系企業に転職して、年収が800万円を超えた人がいます。彼は私と同じく専門学校を卒業して、最初は美容師として働いていました。しばらくして、美容師の仕事が肌に合わず、キャリアチェンジを試みたのですが、ことごとく選考で落とされてしまいました。なかには「大卒じゃないから」という理由をストレートに言われた事もあったようです。

しかし、諦めずに転職活動をしていくなかで、契約社員スタートですが、実力次第で正社員になれる仕事を見つけ、一念発起で応募。見事に頑張りが認められて、正社員になれました。今では、美容師の年収を軽く超えて年収800万円に到達しています。もう彼から、学歴について聞くことはなくなり、自信を持って充実した日々を過ごしています。

まとめ|学歴コンプレックスは一生じゃない

本記事の要点まとめ

本日は、学歴コンプレックスは一生消えないのか?という話をさせていただきました。

学歴は、就職や転職において重要視されている要因のひとつであり、簡単には払拭できません。しかし、社会に出てからの頑張り次第で、学歴を打破できる道はたくさんあります。ある意味、社会に出てからのほうが、平等にチャンスはやってくると考えています。

そのためには、自分自身で模索する時間と、努力をしなければなりません。ボーっとしてたら、ある日お金持ちになれるほど社会は甘くないです。その点はゆめゆめお忘れなく。「学歴がすべてではない」そう思える瞬間を、自分の力で作っていきましょう!

本記事のまとめ
  • 学歴コンプレックスを感じる人には共通点があり、学歴重視の環境で育ったり、高学歴の人と比べてしまったり、仕事や収入に影響を感じていることが多い。
  • 学歴コンプレックスを乗り越える方法としては、スキルを身につけて自分の市場価値を高めること。
  • 年齢が上がるにつれて学歴の影響は薄れていく。20代では気になるかもしれないが、30代以降は経験や実績が評価される場面の方が多い。
  • 学歴は過去の一部でしかない。社会に出てからの努力や選択の方が、ずっと重い意味を持つ。大事。

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以上、バレルでした。

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